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無事出産し、育児が始まった時に、まず思ったのは、我が子が天使すぎる!ってことです。

出産直後、息が苦しくなり歩くこともままならない状態でした。このため母子同室だったのですが、しばらく子供を預かってくれることになりました。
ぐっすり寝て、起きて、まず上のように思いました。

でもその後すぐにだんだん辛くなって、入院2、3日目にピークに達しました。

なぜか?男の子だからなのか?
理由を冷静になった今、考察してみます。

・泣き声が大きい
→息子は授乳室で誰よりも大きな声で全力で泣きました。偶然同じ時期に出産して授乳室で一緒になった赤ちゃんは女の子が多かったからかもしれませんが、それは目立ちました。
ただおしっこしただけでも顔を真っ赤にして、この世の終わりが来たかのような悲痛な声で泣かれると、人間、泣かれることには慣れていないもので、激しい罪悪感といたたまれない気持ちになりました。助産師さんに
「泣き声が大きいんですけど…」
と相談しても、
「個性です。(キリッ)(笑顔)」
で終わり。こちらの心が癒されるようなことは言ってくれませんでした。
でも、生後1ヶ月はそんな感じの泣き方が続いて辛かったのですが、だんだんと泣き方にも変化が出てきて、眠い時、抱っこしてほしいときの甘えている泣き方やおっぱいがほしいときの激しい泣き方など、変わってくると同時に、こちらもなぜ泣いているのかがわかるようになってきました。今では泣いてる顔もかわいいなと思えるくらい余裕が出てきました。
だからもし、赤ちゃんの泣き声が大きくて困っている人がいたら、こう言ってあげたいです。
「あなたは、何も悪くない。赤ちゃんは今、加減がわからなくて全力で泣いてあなたにすがっているだけ。そのうち泣き声も天使になるよ。」と。


・オムツ替えのときの手足の動きが激しすぎてうまくできない。
→これも、男の子だから&個性なのかもしれないですが、手足の動きが激しすぎて、オムツを替える時に、両足を片手で持って押さえて、汚れたオムツを引き抜いたり、おしりをふいたりすることができませんでした。片手で抑えようとしても足の力が強くて解けてしまうし、足をお腹側にくっつけておしりを拭くこともままなりませんでした。なのでいつも私の手はうんちで汚れたり赤ちゃんの足にもうんちがついたりと、オムツ替えはとてもストレスでした。授乳室でふと隣の赤ちゃんを見ると可愛い泣き声でおとなしく足を片手でお腹に付けられてオムツを替えられており、私の子の情緒は大丈夫なのか不安になりました。
これも泣き声に変化が出て来る頃にはましになってきました。また生後3ヶ月頃には背中を浮かせたりもしかして協力してくれているのかと思うようなしぐさもありました。
そして、とてもオススメしたいのが、オムツ替えの時にメリーを見せることです。メリーはオルゴールの音がなる単純なものを妊娠中に買って、ベビーベッドに付けていました。インターネットで調べた前評判通り、メリーで赤ちゃんが寝るなんてことは絶対になかったので、やっぱり買わなければよかったかなぁと後悔していたときに、オムツ替えの時に見せたところ、メリーをじっと見て手足のバタバタする力が弱まり、とてもオムツ替えしやすくなることがわかりました!
これは、音に興味を持ち始める生後2ヶ月以降のことです。
今では、ちょっとお風呂を沸かしてきたいとき、自分がトイレに行きたい時など赤ちゃんをベビーベッドで待たせておく時にメリーを見せるとあまり泣かれずにすんでいます。

オルゴールの曲が選べます。優しい音色。

・病院の母乳指導がきつい
→最近は、母乳押し&母子同室の病院が多いと思いますが、私が出産した病院も正にそれで、結構きつかったです。
まず出産2日目まで私はほとんど母乳が出ていなかったと思います。
3日目の朝になって赤ちゃんの体重の減りが大きいということで、目をつけられ始めました。(しかし、後々他の助産師さんに聞くと減って良い体重をすこーし下回っただけだったとのこと)そして、赤ちゃんのおっぱいのくわえさせ方が悪いと赤ちゃん首をぐっと掴んで乱暴におっぱいに近づけられ、赤ちゃんもびっくりした顔をしていました。このことがトラウマになりました。また不思議なもので一度目を付けられると、朝・昼・晩
・深夜と担当の助産師さんが交代しても全員に引き継がれて、毎回どうだどうだと話しかけられました。まずそれがストレス。それから、毎回授乳前後で赤ちゃんの体重を測ったこともストレスに拍車をかけました。別途、記事にしようと思っていますが、退院後1週間は夫と2人だけで育児をすることにしていて、産後のサポートについて聞かれた時にそう答えると、実母に来てもらった方がいいんじゃないかとか、里帰りした方がいいんじゃないかとかかわるがわる言われて面食らいました。
いつもの自分ならやり方について他人に何かを言われても、自分でじっくり考えたやり方を選択して、適当に受け流すのですが、初めての出産で初めて挫折を味わったような状態で、自分に自信がなく、周りからいろいろ言われることに一喜一憂して落ち込んだり泣いたりしていました。
そして、ある時に我慢の限界になり、助産師さんにあなたたちの言うやり方は、私は退院後に自宅でやれと言われてもとてもできない。こうやりたいと伝えました。するとそのやり方で様子を見てみようということになり、そこから事態が好転したように思います。退院後はもちろん自分たちだけでどう子供を育てて行くかを考えるわけなので、もっと早く自分はこうしたいと伝えればよかったとおもいました。
また、大きな挫折を味わったことのなかった自分が、自分の力ではいくら頑張ってもうまくいかないことにぶつかってしまったことが原因の一つにあると思います。